コラム

真冬のエイサー談議♪♪…エイサー会館(沖縄市)…


寒風吹きすさぶ今日の沖縄でエイサーの話をして
季節外れと言われるかもしれませんが、おつき合い下さい。


沖縄市にその名も「エイサー会館」があるのをみなさん知っていますか?
私は最近になって知りました。
楽しげなホームページに魅かれて訪れる事にしました。
でも、沖縄生まれ沖縄育ちなのに
エイサーについて、ほぼ初心者の私がいきなり行ってよいものだろうか?
マニアの世界になっていて
私なんて「もっと勉強してからこい!」と追い返されるかも…と
内心びくびくものでした。

そんな杞憂もエイサー会館の前に立った瞬間消えました。
何というか
「everybody,come on .Welcome to the エイサ−world.」とういう感じです。
分かりにくいですか?
えーとですねぇ。
エイサー会館の存在全体が
「エイサー楽しいよー。みんなおいでよ!」と呼びかけている雰囲気です。
そして、中に入ると館長の仲真良彦さんが明るい笑顔と力強い声で
話しかけてくれます。
一気にみんな仲間です。

エイサー会館には次から次へといろいろな人が訪ねてきました。
エイサー好きはもちろん、買い物帰りの方、観光客、
本土から沖縄に移住されてきた方、地元商店街の方等々…

今度行なわれるイベントの打ち合わせをしていたかと思うと、
自治会長さんと、地域の発展について激論を交わしていたり、
その間に知り合いがパソコンを借りにきたり…

自治会長さんの地元へのあつい思いと次世代への激励のありがたいお話が終わったら、
今度入って来たのはエイサー大好きな元青年の仲良し2人組。
ふら〜と展示物を見ながら館長さんに話しかけます。

客 :「この間見たけど、東青年会ってあるでしょ?あれは古くないよね」
館長:「うん、あれは古くない。でも、東、上手いでしょ」
客 :「(テンションあがって)うん、上手だった。今の青年は上手やっさー」

なぜ、上手いのか館長が説明してくれます。
(諸美里の人が東に住んでいて指導している。
東のエイサーは落ち込んでいたけれど、その諸美里の人に頼んで
指導も兼ねて地謡として一年間の約束で来てもらってスタートした。)

客 :「東のエイサー見てから、またエイサー止められなくなったさー。
    平敷屋のエイサーが大好きだからしょっちゅう行っているよ、
    あそこらへんのエイサーはいいね〜。
    エイサーまつりには浜比嘉のエイサーとかは出ないの?
    世富慶とかもいいさー…」

と、愛するエイサーの話が次から次へと、楽しいです。

客 :「エイサーまつり、今年園田出なかったのなんでねぇ」
館長:「他の沖縄市のエイサーのレベルがあがってきたから、
    沖縄市の枠4つだからさ、他のエイサーにもチャンス広げようってことで」

客 :「越来もいいね〜、あれは千原のエイサーに近いよね。」
館長:「あの辺がんばってるよ。東とか山内とか南桃原なんか。
    山内中学校出身の人たちがすごいがんばってる」



まつりの今と昔。
踊り手とかつての踊り手=今のファン=支えている人たちの
深い会話がずーと続くのでありました。

活気ある楽しい空間がここにはありました。
ちょっと前まで何も知らなかった私が
ほんの数時間ただ、そこに居ただけでたくさんのエイサーに関する思いを伺えました。
一日だまって座っているだけでエイサーについてたくさん学べる場所です。
それも裏話付きで。

なにより、この場所がエイサーの過去と現在を繋ぎ、
未来に向けて動き出す素晴らしい場所であることが感じられ、
素敵な気分になれました。

エイサー会館とは…

館長 仲真良彦 (なかまよしひこ) (30歳)さんの

エイサーのすべての情報が集約された「エイサー会館」を作る。
エイサーを見たい、知りたい、体験したい、青年会と交流したい、
エイサーグッズが欲しいという要望にこたえる施設 にする。

という企画が平成13年度第1回沖縄市TMOドリームショップグランプリ受賞し、
沖縄市一番街の中に設立された。
詳しくはホームページまで

(2003/12/19)

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